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《税務Q&A》

情報提供 TKC税務研究所

【件名】

基礎控除とは

【質問】

 所得税法上の基礎控除とはどのようなものですか。

【回答】

 所得税法上の基礎控除とは、配偶者控除、配偶者特別控除、特定親族特別控除及び扶養控除と合わせて課税最低限を構成する重要な意味をもつ控除額であって、全ての居住者である納税者が、税額計算に際してその確認の手続を必要とせずに課税標準から控除することのできるもので、基礎控除の額は、合計所得金額に応じて定められており、その者のその年分の総所得金額、土地等に係る事業所得等の金額、特別控除後の分離短期・長期譲渡所得の金額、分離課税の上場株式等に係る配当所得等の金額、一般株式等・上場株式等に係る譲渡所得等の金額、先物取引に係る雑所得等の金額、山林所得金額又は退職所得金額から控除されます(所法87条2項)。
 ところで、基礎控除の額は、定額であることにより物価が上昇すると実質的な税負担が増えるという課題がありましたので、これに対応するために基礎控除の額を引き上げる(所法86条1項)とともに、低所得者層の税負担への配慮及び中所得者層を含めた税負担軽減を図るために、令和7年分以後、基礎控除の上乗せ特例が適用されています(措法41条の16の2第1項)。
 また、基礎控除の額は、非居住者が総合課税の適用を受ける場合にも適用されますが、基礎控除の上乗せ特例は適用できません(所法165条1項)。

【関連情報】

《法令等》

所得税法86条1項
所得税法87条2項
所得税法165条1項
租税特別措置法41条の16の2第1項

【収録日】

令和 8年 1月13日


 
注1: 当Q&Aの掲載内容は、一般的な質問に対する回答例であり、TKC全国会及び株式会社TKCは、当Q&Aを参考にして発生した不利益や問題について何ら責任を負うものではありません。個別の案件については、最寄りのTKC会員にご相談ください。
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