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安定性を増したOS |
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ウィンドウズXPの最大の魅力は、なんといってもOSの安定性でしょう。今までの98/Meは、DOSの資産を継承するために、古いアーキテクチャを引きずっており、洗練された構造とはいえませんでした。そのため、途中でパソコンが動かなくなってしまったり、青いエラー画面になってしまったりといったことがよく起こりましたが、その頻度がかなり軽減されています。
また、同時に複数のプログラムを起動した場合でも、システムの安定性が低下する危険性が減り、ユーザーがプログラムを多数起動した場合でも、システムが安定して動作するようになりました。 |
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2.
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セキュリティの強化
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ADSLなどを利用したインターネットへの常時接続が一般的になるにつれ、最近ではインターネット側からの不正アクセス(盗聴や破壊)に対する防御も必須のものとなりつつあります。ウィンドウズXPでは、あらかじめ簡易ファイアウォール機能を用意することで、従来よりも安全にインターネットに接続できるようになっています。もちろん、これだけで不正アクセスを完璧に防止できるわけではありませんが、従来のOSに比べより安全なインターネットへの接続が可能となっています。
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3.
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複数ユーザでの利用
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1台のコンピュータを複数人数でより簡単に共有することができるようになりました。XPには「ファースト・ユーザー・スイッチング」という機能が追加され、ログオフすることなく、別のユーザーのアカウントに切り替えることができます。
これまでは、一度すべてのアプリケーションを終了させないとユーザーの切り替ができなかったのですが、作業途中のままで別のユーザーに切り替えられます。ちょっと割り込んで自分の仕事をする場合など、便利に使えそうです。
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4.
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新しいインターフェース
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XPでは、ユーザーインターフェースが一新されています。より親しみやすいデザインになると同時に、操作性についても機能強化がなされています。例えば、使用頻度の高いプログラムが自動的にスタートメニューに表示されるようになったり、エクスプローラのウィンドウの左側に、操作メニューが表示できたりと、細かな操作性の向上がはかられています。
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