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TKC神奈川会が第2回「巡回監査事例発表会」を開催
−「私の巡回監査」を職員が熱く語る−
『TKC会報3月号』より

と き:平成22年1月25日(月)
ところ:ホテルニューグランド(横浜市)

 TKC神奈川会で第2回目となる巡回監査事例発表会「Brush-up神奈川パートII 事例発表会」が開催された。会場には約400名の参加者が集い、パネルディスカッションや職員事例発表等を通じて、巡回監査支援システムや「巡回監査年間スケジュール表」の活用法を学んだ。

TKCシステムを使った最新の巡回監査手法を学ぶ

小形会長 冒頭、古川茂神奈川会副会長より開会の挨拶があった。
「時代の要請もあり、月次巡回監査はこれからの会計事務所の勝ち残り戦略となるでしょう。本日は最新のTKCシステムを利用して『いかに効率的に月次巡回監査を行うか』を学びますが、身につけたノウハウは必ず事務所業務に落とし込んでください」

 小形文夫神奈川会会長よる平成22年の神奈川会の方針発表では、「月次巡回監査の励行」が最重点方針として掲げられ、巡回監査に軸足を置いた諸活動を推進することを強調した。

巡回監査支援システムで関与先の仕訳ミスも激減

巡回監査事例発表会 続いて服部久男会員がコーディネータを務め「最新の巡回監査スタイルと所長としてのホンネ」と題したパネルディスカッションが行われ、坂元主税会員、吉野太会員、西村剛会員の3名が、巡回監査支援システムや神奈川会オリジナルの「巡回監査年間スケジュール表」の活用方法などを紹介した。
 パネリストからは「巡回監査支援システムが事務所に定着すれば、担当者が変わったとしても同じ水準で巡回監査ができる」「年間スケジュール表の活用によって事前に綿密な巡回監査の計画を立てることができる」などの意見があった。

 また、職員による事例発表「私の巡回監査」では、小形文夫税理士事務所の高野純弥氏、横浜税理士法人(服部久男会員)の矢吹泰正氏、坂元税務会計事務所(坂元主税会員)の齋藤正隆氏が1人ずつ登壇。「月次巡回監査で注意している点」「職員として感じている今後の巡回監査の課題」などが発表された。
 巡回監査支援システム活用のメリットとして、高野氏は「仕事の履歴を残せて仕訳の確認漏れを防げる。支援システムに基づいた指導をしたところ、自社の経理体制をあらためて見直すきっかけになったという関与先の声もある」、矢吹氏は「訂正仕訳の一覧が印刷できるので、仕訳ミスの報告が簡単」、齋藤氏は「仕訳枚数の多い関与先の効率化が図られた。また関与先のパソコンを占有することもない。経理担当者の仕訳ミスも激減した」と述べた。
 最後は、坂元主税会員の講義「あとは実践!これならできる巡回監査」。坂元会員はパワーポイント資料に基づいて、効果的に巡回監査支援システムを活用するためのスケジューラの使い方を紹介した。

(TKC出版 渋田正和氏)

TKC