企業が支出する交際費は、原則として、全額が損金不算入とされていますが、中小企業については、交際費支出額の一定割合を損金に算入できる特例があります。
<中小企業の交際費の損金算入の特例>
資本金1億円以下の中小企業の場合、支出した交際費のうち年間600万円までの金額の90%が損金に算入され、それを超える部分は損金不算入となります。
なお損金不算入額の計算方法は以下のとおりです。
≪ 損金不算入額=年間600万円以下の支出交際費×10%+年間600万円を超える支出交際費 ≫
*損金不算入とは、税額を計算する際に、ある経費が費用(損金)として認められずに課税の対象になることをいいます。
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