■TKC静岡会と金融機関との交流会

日時:平成11年10月12日(火)14:00〜19:30

場所:静岡市内 ホテルセンチュリー静岡


参加金融機関16行73名
 伊豆信用金庫
     本店営業部長 土屋 雅夫氏
       管理部長 原 康彦氏
      審査部次長 山田 至宏氏
 静岡銀行
      三島支店長 杉山 憲利氏
    沼津支店長代理 内藤 正英氏
    熱海支店副主事 漆畑 晴彦氏
   沼津駅北支店次長 多々良仁志氏
   吉原北支店長代理 河原崎忠良
  富士中央支店長代理 石井 英司氏
 静岡中央銀行
    融資部上席次長 藤沢 信行氏
   本店営業部長代理 古谷 宣幸氏
     三島支店次長 内海 大興氏
 スルガ銀行
     静岡支店次長 植松 正人氏
     静岡支店次長 池谷 祥明氏
    静岡東支店次長 森下 甲子雄氏
   静岡上土支店次長 荒木 幸輝氏
     草薙支店次長 湯山 直文氏
     清水支店次長 平井 克弘氏
   清水三保支店次長 青島 修氏
   清水高橋支店次長 川村 晟好氏
   静岡県庁支店次長 金田 秀治氏
    藤枝駅支店次長 大塚 彰氏
     審査部審査役 田中 亨氏
     審査部審査役 蒔田 嗣夫氏
     島田支店次長 夏目 義弘氏
     金谷支店次長 池田 均氏
     掛川支店次長 大野 光男氏
 中部銀行
    静岡駅前支店長 大場 益夫氏
      豊田支店長 森田 憲賢氏
   審査第一部審査役 山田 豊氏氏
   審査第二部調査役 渡辺 広章氏
 焼津信用金庫
   審査部主任調査役 加藤 栄司氏
   審査部主任調査役 河守 宗之氏
   検査部主任調査役 伊藤 隆造氏
TKC会員95名
 野中郁男静岡会会長、他静岡会会員94名


書面添付は、審査のステップを省略することができる!

 昨年11月よりスタートしたTKC静岡会の金融機関との交流会は、今回の交流会で累計8回目を数え、県下に本部を置く16行全ての金融機関、累計186名、TKCから累計311名もの参加を数えるまでに至った。今まで各地域(東部ブロック・中部ブロック・西部ブロック)で、主に金融機関のトップを対象に「TKC会計人の理解、TKC会計人の行動指針の啓蒙活動」を目的に展開してきた。その結果、今回その集大成として「融資担当責任者クラスと会員との、より実務面での交流を図る」ことを目的に交流会が盛大に開催された。主な内容は以下の通りである。
 1.木村剛氏(金融検査マニュアル作成主要メンバー)を迎えての基調講演
 2.静岡県下を3ブロック(東部・中部・西部)に分けて、計4つの分科会を開催
 パネルディスカッション形式で、コーディネーターは、経験豊富な副会長が担当し、それぞれの金融機関の融資担当者の責任者クラスを対象に、代表1名を選出し、1会場概ね4〜5名のパネリストを設けた。
 テーマは、
 (1)「真正な決算書の見分け方」
 (2)「経営計画書をどう見ているか?計画重視か、実現可能性重視か?」
 (3)「経営ビジョンは評価の対象となるか?」
 (4)「会計人に求めること」
 の4つを用意した。
 金融機関側からの主な意見、要望は下記の通り。
 「書面添付は、審査のステップを省略することができる。また『データ処理実績証明書』は、第三者証明として歓迎できる。」
 「経営計画書は絶対に必要である。赤字企業であれば、特に実現可能性(約8割の達成基準)が求められる。また、一定規模以上で計画がない企業は、要注意先でなく破綻懸念先となる。会計事務所の指導で計画の根拠をより明確にし、更に社内への浸透を図る指導を期待する。赤字経営でありながら役員報酬や配当が過大であるケースがまだ多く見受けられるが、その場合、経営者は勿論、会計人の資質も疑ってしまう。」
 「これほどに素晴らしいTKCの決算書をもっとPRしてもよいのではないか?」
 「決算書と一緒に科目内訳書、法人税申告書別表1(税務署受領印のある)コピー、減価償却の明細等の添付資料に加え、今後はキャッシュフロー計算書の作成を指導してもらいたい。」
 「巡回監査、KFSが素晴らしいことは十分わかった。これらはTKC会計人の先生全てが実践しているのか?もしそうでないとすればどうやって判別するのか?」
3.懇親会
 各分科会で出された金融機関側からの意見、および要望を受ける形で、野中会長より、静岡会としての今後の方針が発表された。それは、来年度よりTKC静岡会会員事務所の1つの統一基準として、以下の資料を金融機関側へ提供していくというものである。これはまさにKFS実践の有無を明確に判断できる資料として位置づけられる。
 (1)「決算報告総括書」(静岡会版)を提供する
 (2)「データ処理実績証明書」にKFSエントリ番号のゴム印を押印し提供する当案は、11月の静岡会理事会にて正式に承認され、来年度のスタートを目指す。併せて、今後、「支部・ブロック単位での交流会(研修、TKC会計人のPR、懇親会)」を開催していくことで、今回の方針を広く会員、金融機関双方へ普及し、KFS運動2年目へつないでいく本格的活動が始まった。