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会場は例年にない活気ぶり
今年も元気印の選りすぐりの中小企業が集まった。その数は約600、支援機関も含めると700になる。わが国が世界に誇るものづくりの技術がところ狭しと展示され、3日間の入場者数は33,672名を数えた。今年の会場は例年になく活気が感じられ、好況の波が中小企業のものづくりの現場にも押し寄せた形だ。初日には式典が行われ、主催者を代表して望月晴文中小企業庁長官が挨拶した。
「わが国経済は全体として順調に回復し、中小企業の景況も上向いている。しかし業種や地域によって回復の遅れが見られる。引き続き政府は中小企業の金融や再生面での支援を行い、新事業への挑戦も強力に支援する。中小企業が抱える課題は、資金調達、技術開発、人材確保等があるが、とりわけ販路拡大が大切だ。フェアでは取引拡大などビジネスチャンスを拡げてほしい」
また、本フェアをはじめとする中小企業施策広報のイメージ・キャラクターを務めるタレントの小泉真里さんも式典に参加し、その後、望月長官と会場のブースを見学した。
セミナー「社長の仕事」に関心が集まる
初日には、テレビ朝日・サンデープロジェクトのコメンテーターでもある財部誠一氏が「明日を勝ち抜く経営革新! 生き残りを賭けた闘い」と題する基調講演を行った。財部氏は、マスコミ報道を鵜呑みにして、「不況だ、だめだ」と諦めるのではなく、従来のビジネス手法を革新して商品の差別化を図ることが大切。日本の中小企業のものづくり力は世界でも最高の品質、製品の売り込み方(マネジメント)をもっと重視すべきだと説いた。
TKC全国会は黒字決算と適正申告を支援する団体として、今年で4年連続の出展となる。ブースでは、全国会テレビCMを常時上映し、スタッフは「TKC経営革新セミナー2004」のパンフレット配りに余念がなかった。セミナーのメインテーマ「社長の仕事」のパワーポイント画面も紹介され、来場者は社長が取り組むべき6つの仕事を注意深く眺めていた。
また、会場の無料相談コーナーには、1日目に山本哲郎(東京都心会)、2日目に嵜山保(東・東京会)、富永正見(西東京山梨会)、3日目に梅川貢一郎(東京中央会)、守屋聡司(城北東京会)の各会員が経営者の相談に応じた。
(TKC出版 程田靖弘)
(会報『TKC』」平成16年11月号より転載)
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